環境への取り組み

最新鋭の排煙処理システムにより大気汚染を防止

低NOXバーナーや二段燃焼方式を採用することにより、窒素酸化物の発生を抑制します。また、排出ガスの環境対策設備として、 排煙脱硝装置排煙脱硫装置電気式集じん装置を設置し、窒素酸化物、硫黄酸化物、ばいじんを除去することにより、環境への影響を低減します。排出は、大気汚染防止法よりもさらに厳しい排出値で設定した協定値を超えないように管理します。

適切な排水処理により水質汚濁防止

発電所の稼動に伴い発生する排水は、 排水処理装置を設置し、凝集沈殿、ろ過、中和等の処理を行なったうえで放流することにより、環境への影響を低減します。
排水の排出は、水質汚濁防止法よりもさらに厳しい排出値で設定した協定値を超えないように管理します。

また、発電に利用した蒸気の復水方法は、海水冷却方式ではなく冷却塔方式を採用し、温排水による海域の温度上昇を回避することにより、環境への影響を低減します。

宅地並み規制値をクリアした騒音・振動対策

低騒音・低振動型機器の採用やボイラーに防音壁を設置し、騒音・振動の発生を抑制することにより、環境への影響を低減します。

なお、騒音・振動については、工業専用地域のため、騒音規制法や振動規制法の規制対象外ではありますが、宅地並みの規制値をクリアした協定値を超えないように管理します。

石炭は屋内・密閉式により粉じん飛散を防止

石炭の粉じんが周辺へ飛散しないように、石炭は屋内式の貯槽に貯蔵します。
また、揚炭機および岸壁からボイラーまで石炭を運炭するベルトコンベアは密閉式を採用し、石炭の荷揚・運搬時の粉じん飛散を防止します。

石炭灰はセメント原料等へリサイクル

石炭の燃焼に伴い発生する石炭灰等の副生成物は、セメント原材料等として可能な限り有効活用します。

排煙脱硝装置

排煙脱硫装置

 電気式集じん装置

排水処理装置

関連サイト

仙台パワーステーションが宮城県や周辺市町村と締結している公害防止協定がご覧いただけます。
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kankyo-t/1603000.html